第521号 松の枝 |
床の間には、「開門落葉多」の掛け軸が飾ってあります。禅林句集の「聽雨寒更盡、開門落葉多」の一部で、「雨音だと思って、門を開けば 落葉だった。」 という意味です。そう言えば私も、風の強い日に雨が降り出したと思って窓を開けてみると、木の葉の音だったという経験があります。
帰り道、お庭の剪定をしている家がありました。足元を見ると、松の枝が沢山切り落としてあったので、植木屋さんに頼んで松の枝を頂いて帰りました。
枝振りが立派だったので、花瓶に生けました。
お正月がきたようです。
蓮の実も、生きてますね・・・・おl洒落ですね。
通り過ぎて、また引き返して、駄目もとでお願いしてみようと思って・・・。感じの良い植木屋さんで、「あんたと同じ雌松だよ、好きなだけ持っていきな」と言ってもらえました。玄関が豪華です。