第44号 顔がほころぶ夜・・・ |
さあ、港に次男を迎えに出発だ。道を覚えるため、主人に助手席に座ってもらい、私が運転を担当しました。20時着の船から降りてくる次男を見つけて、「頼もしく、成長したなぁ~!」と親バカながら見とれてしまいました。
帰りの車の中では、主人が会話の主導権を握って、次男の寮生活をあれこれ聞いています。私も会話の輪に、加わりたいのですが・・・。口を挟むと運転が疎かになって、カーナビゲーションの声が聞き取れず、道を間違えそうになる始末・・・。ここは悔しいけれど、「安全運転、安全運転」と自分に言いきかせていました。
無事に到着し、次男が自分で荷造りしたキャリーバックを開けてみると、「なんときれいに、詰め合わせていることか・・・!」とてもビックリしました。
「週刊ジャンプを買ってあるよ」と勇んで言うと、「毎週買って、もう読んだよ!」と、おもわぬ返事が・・・。普段なら腹がたつところですが、今日は寛大になれるのはどうしてかしら・・・。
何をしても顔がほころぶ夜でした。